健康診断

健康診断

定期的な健康診断
(ペットドック)の大切さ

定期的な健康診断(ペットドック)の大切さ

「ペットに健康で幸せな毎日を送ってもらいたい」これはすべての飼い主様の願いではないでしょうか。福岡市東区・香椎駅前の福岡東動物病院も同じ思いで、大切なご家族の健康な毎日をサポートするために、定期的な健康診断をおすすめしています。犬・猫の1年は、人間の約4〜7年分に相当すると言われています。1年に一度も健康診断を受けないことは、人間が数年間まったく健診を受けないのと同じ状態です。しかも犬や猫は本能的に体の不調を隠す習性があるため、飼い主様が「いつもと変わらない」と感じていても、内臓の異常や腫瘍、心疾患などが静かに進行しているケースは珍しくありません。だからこそ、定期的な健康診断が重要です。早期発見・早期治療ができれば、体への負担・費用・治療期間を大幅に軽減できます。

当院では毎年7月から2月の時期に健康診断を実施しており、ペットの年齢や身体の状態、飼い主様のご要望に合わせて2つのコースと各種オプションをご用意しています。特にシニア期と言われる7歳以上のワンちゃん・ネコちゃんでは、病気の早期発見につながるため、年2回のペットドックをおすすめします。

年齢別・受診の目安

〜6歳(成犬・成猫)
年1回を推奨
7歳以上(シニア期)
年2回を推奨
10歳以上(高齢期)
年2〜3回を推奨

当院が行う健康診断
(ペットドック)について

当院では、ワンちゃん・ネコちゃんの年齢・体格・健康状態に合わせて選べる2つのコース(スタンダード・プレミアム)をご用意しています。
身体検査から血液検査・画像検査まで、さまざまな角度からワンちゃん・ネコちゃんの体の状態を確認していきます。

コース一覧

スタンダードコース
プレミアムコース
一般身体検査
歯科検診
血液検査
便検査
尿検査※1
腹部エコー検査
心臓+腹部エコー検査
胸部レントゲン検査
甲状腺検査(T4)※2
腎臓早期マーカー(SDMA)※3

料金

スタンダードコース:19,800円(税込)

プレミアムコース:26,400円(税込)

補足事項

  • 血液検査の結果に影響が出る場合があるため、健診当日は朝ごはんを抜いてご来院ください。
  • 自宅での採尿が難しい場合は、膀胱穿刺(+1,100円)にて対応可能です。
  • スタンダードコースは、心臓エコー追加(+1,650円)も可能です。
  • 体重が10kgを超える子の場合、10kg毎に「1割増」になります。

※1:尿検査 尿比重 UPC検査
※2:甲状腺検査(T4):甲状腺ホルモンの値を確認し、甲状腺機能異常の早期発見に繋げる検査です。
※3:腎臓早期マーカー:腎臓機能の低下を早期に把握するための検査です。一般的な血液検査ではわかりにくい初期変化の発見に役立ちます。

オプション検査一覧

健康診断の各コースに追加できるオプション検査です。
気になる症状や年齢、体質に合わせて必要な検査をご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。

内分泌(ホルモン)系の検査

検査名
内容
T4(甲状腺ホルモン)検査
【プレミアムコースに含む】
甲状腺ホルモン量を測定し、代謝や甲状腺機能を評価します。
TSH検査(犬のみ)
T4と併用することで、甲状腺機能低下の診断精度が向上します。
コルチゾール検査
副腎ホルモンを測定し、ストレス反応や副腎疾患を評価します。
フルクトサミン検査
過去1〜2週間の血糖状態を確認し、糖尿病の評価に用います。

腎泌尿器系の検査

検査名
内容
SDMA【プレミアムコースに含む】
従来の腎臓マーカーより早い段階で腎機能の低下を見つけられる可能性がある血液検査です。
猫FGF-23(猫のみ)《外注検査》
腎臓病と関係する「リン代謝」を調べる検査です。腎臓病の管理やリンコントロールの参考になります。
血圧測定
高血圧が腎臓・心臓・目・脳に与える影響を早期に把握します。特に高齢動物や腎臓病の管理に役立ちます。
尿ペーパー検査
尿中のたんぱく・糖・血液・pHなどを調べ、腎臓や膀胱の異常・尿路感染・糖尿病などの早期発見に役立ちます。
尿沈渣検査
尿を顕微鏡で観察し、細胞・結晶・細菌などを調べます。膀胱炎・尿路感染・尿石症などの診断に役立ちます。

呼吸器/循環器(心臓)系の検査

検査名
内容
心臓エコー検査
【プレミアムコースに含む】
超音波で心臓の大きさや動き、血液の流れを確認します。心臓病の早期発見や状態評価に役立ちます。
胸部レントゲン検査
【プレミアムコースに含む】
心臓や肺の大きさ・形・状態をレントゲンで確認します。心臓病や呼吸器の病気の確認に役立ちます。
心臓3項目セット(BNP+ANP、心筋トロポニンI)《外注検査》
心臓への負担(BNP/ANP)と心筋のダメージ(トロポニンI)を評価します。心臓病の早期発見や状態把握に有効です。

運動器系の検査

検査名
内容
レントゲン検査(運動器)
骨や関節の状態を画像で確認します。骨折・関節の変形・関節炎などの発見に役立ちます。
神経学的検査
歩き方・反応・姿勢などを確認し、神経や脳・脊髄の異常がないかを調べます。
関節軟骨の健康度チェック(尿中CIINE)《外注検査》
尿中の成分から関節軟骨のダメージや分解の程度を調べます。関節疾患の早期発見や進行評価に役立ちます。

膵臓/肝胆道系の検査

検査名
内容
膵特異的リパーゼ《外注検査》
膵臓で作られる消化酵素を測定し、膵臓の炎症や異常の有無を確認します。
TBA(総胆汁酸)検査
肝臓の働きや胆汁の流れを調べます。肝機能低下や門脈体循環シャントの評価に役立ちます。

消化器系の検査

検査名
内容
Fecal DX+ジアルジア《外注検査》
便中の寄生虫や原虫(ジアルジアなど)を調べます。下痢や消化器症状の原因確認に役立ちます。
下痢パネル検査《外注検査》
便から細菌・ウイルス・寄生虫などをまとめて調べ、下痢の原因を詳しく特定します。

眼科の検査

検査名
内容
眼圧測定
目の圧力を測定します。緑内障などの目の病気の早期発見に役立ちます。
涙液量検査
涙の分泌量を調べます。ドライアイ(乾性角結膜炎)の有無や程度の評価に役立ちます。

皮膚・耳の検査

検査名
内容
耳ダニ/耳垢染色検査
耳垢を採取して顕微鏡で調べ、耳ダニや細菌・酵母の有無を確認します。外耳炎の原因特定に役立ちます。
皮膚塗抹染色検査
皮膚表面の細胞や分泌物を採取し、細菌や酵母などの感染の有無を確認します。

炎症・感染症系の検査

検査名
内容
炎症マーカー(犬CRP/猫SAA)
体内の炎症の有無を調べます。感染症やさまざまな病気の早期発見・経過観察に役立ちます。
FeLV抗原/FIV抗体(猫のみ)
猫白血病ウイルス(FeLV)・猫免疫不全ウイルス(FIV)の感染の有無を調べます。新しく迎えた猫のチェックにも重要です。
ワクチン抗体価検査《外注検査》
ワクチンによる免疫がついているかを調べます。ワクチン接種の必要性を判断する目安になります。

血液異常の検査

検査名
内容
凝固系検査
血液の止血機能を確認し、出血傾向や手術リスクを評価します。

腫瘍関連の検査

検査名
内容
がんリスク検査
(マイクロRNA)《外注検査》
血液中のマイクロRNAを測定し、がんのリスクや早期変化の可能性を調べます。症状が出る前のスクリーニングとして役立ちます。
12癌腫詳細スクリーニング(リキッドバイオプシー)《外注検査》
血液を用いて複数のがんの可能性を評価します。一度の採血で実施できる最新の精密検査です。
肝がんマーカーAFP
(犬のみ)《外注検査》
血液中のAFPを測定し、肝臓の腫瘍・とくに肝がんの可能性を調べます。
膀胱がんリスクスクリーニング検査(V-BTA検査)(犬のみ)《外注検査》
尿中の腫瘍関連物質を調べ、膀胱腫瘍の可能性を評価します。血尿などがある場合のスクリーニングにも役立ちます。
針生検(FNA)
細い針でしこりや臓器の細胞を採取し、腫瘍や炎症などの性質を顕微鏡で調べます。

飼い主様へのお願い

大切なワンちゃん・ネコちゃんの健康診断をより正確に行うために、以下のご準備をお願いしています。

絶食(12時間の絶食推奨)について

血液検査における中性脂肪や血糖値の数値を正確に測定するため、また超音波(エコー)検査でお腹の中にガスや食事の影が映り込むのを防ぐため、前日の夜(夜9時以降)は食事を抜き、当日は絶食でお越しください。

お水について

当日もお水は飲ませていただいて構いません。

尿・便の採取について

検査当日の朝に採取した尿・便をご持参ください。取れなかった場合は、検査日より1ヶ月以内であれば後日ご持参でも構いません。

ご予約について

ペットドックは半日〜お預かりでの対応となるため、お電話(092-663-5092)または院内窓口での事前予約が必要です。

また、健診にあたっては、飼い主様に日頃のペットの様子を詳しくお尋ねします。「最近食欲が落ちた気がする」「水をよく飲む」「散歩を嫌がるようになった」そうしたちょっとした変化が、病気の早期発見につながるケースは少なくありません。どんな小さなことでも、気になることがあればぜひお話しください。飼い主様のお話にしっかり耳を傾けることを、当院では大切にしています。検査結果のご説明も、専門用語を極力避け、わかりやすい言葉でお伝えします。

福岡市でワンちゃん・ネコちゃんの健康診断(ペットドック)をお探しの方へ

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「うちの子はまだ若いから」「元気そうだから」と感じている飼い主様も多いと思います。しかし、多くの病気は外見上の変化が現れる前に、体の中で静かに進行しています。定期的な健康診断は、病気の「予防」と「早期発見」の両方に役立つ、最も大切なケアのひとつです。福岡東動物病院は、福岡市東区を中心に、福岡市全域のワンちゃん・ネコちゃんと飼い主様のかかりつけ動物病院として、丁寧な健康診断を実施しています。「初めて健康診断を受けさせたい」「前回の検査からしばらく経った」という方も、まずはお気軽にご相談ください。