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犬のしつけトレーニング パピーからシニアまでの段階別ガイド

ワンちゃんをお迎えしたら飼い主さんは「しつけ」について考えることではないでしょうか。しつけトレーニングは、犬との信頼関係を築くための基盤です。その重要性は、単に「座れ」や「待て」といった命令を覚えさせるだけにとどまりません。訓練された犬は飼い主の指示に忠実に、また迅速に反応するため、日常生活がずっとスムーズになります。さらに適切なしつけによって、犬自体のストレスも軽減され、心身ともに健康な状態を保つことが可能なのです。そこで今回は、愛犬のライフステージに合わせたしつけトレーニングの必要性とその方法について詳しく解説しています。子犬の社会化から成犬のマナー維持、さらにはシニア犬の特別なケアまで、しつけトレーニングで得られる複数のメリットと具体的な手法をご紹介していますのでぜひご覧ください。

 

しつけトレーニングの重要性

犬のしつけとは

犬のしつけとは、犬にマナーやルールを教えることです。具体的には、座る、待つ、お手、おかわりなどのコマンドや、飼い主の言うことを聞くようにするためのトレーニングを指します。

なぜしつけトレーニングが重要なのか

犬のしつけトレーニングは、愛犬との関係を深化させるだけでなく、多くの実用的な利点を持っています。まず、しっかりと訓練された犬は、危険な状況においても飼い主の命令を正確に理解し、迅速に反応することが出来ます。これは、散歩中や外出時に他の人々との交流を円滑にし、犬が良いマナーを示すことで周囲の好感度を高めるためにも大切です。また、未訓練の犬は新しい環境や他者との接触時にストレスを感じやすくなりますが、適切なしつけを通じてそのようなストレスを最小限に抑えることができ、犬自身の心身の健康を守ることができます。

 

子犬のトレーニング

社会化期とは

社会化期とは、生後1ヶ月〜3ヶ月頃の期間を指します。人や他の動物、さまざまな環境への適応能力を高めるための大切な時期です。

子犬の時期のしつけが大切な理由

子犬の時期は学習能力が高く、新しいことを覚えやすい時期です。この時期にしっかりと基本的なマナーを身につけさせることで、成犬になってからのトレーニングがよりスムーズに行えます。

子犬のうちにしつけておきたいこと

アイコンタクト

飼い主との目を合わせることは、信頼関係の構築やコマンドの理解を深めるために大切です。アイコンタクトをとる練習を早いうちから始めましょう。

トイレトレーニング

家の中でのトイレの場所をしっかりと教えることで、不潔な事故を防ぎます。繰り返しトイレの場所へ誘導し、成功した際には褒めてあげることがポイントです。

噛み・吠えのしつけ

遊びの中での噛み付きや過度な吠えは、早いうちからしつけを行うことで改善します。適切な玩具で遊びながら、噛みつきや吠えの制御を学ばせます。

留守番できるようにする

飼い主がいない時間にも安心して過ごせるように、少しずつ留守番の時間を伸ばして練習します。初めは短時間から始め、段々と長くしていくことで、焦燥感や不安を和らげます。

 

成犬のトレーニング

子犬と成犬でのしつけの違い

子犬の時期は新しいことを覚える能力が高い一方、成犬になると習慣や性格が固定されやすくなります。しかし、成犬でも新しいことを学ぶ能力は持っていますので、大切なのは犬のペースに合わせて、焦らずじっくりとトレーニングを行うことです。

成犬のしつけのコツ

成犬は習得に時間がかかることがあるので、毎日のトレーニングを継続して行うことが大切です。また、新しいことを覚えた時や良い行動をした際には、犬をたっぷりと褒めて励ますことが重要です。長時間のトレーニングよりも、短い時間を繰り返してトレーニングを行う方が成犬にとっては効果的で、この際には犬がストレスを感じないように落ち着いた環境で無理なくトレーニングを行うことがおすすめです。

 

シニア犬のトレーニング

シニア犬のためのしつけとは

シニア犬のしつけとは、老いた犬の体や心の特性を理解しながら、安心して過ごせる日常をサポートするものです。年齢による変化を考慮し、無理のないトレーニングが求められます。

トイレの見直し

シニア犬はトイレの回数が増えることがあります。室内でのトイレトレーニングを再確認するか、トイレの場所や間隔を調整することで、犬のストレスを減少させることができます。

優しいお散歩の方法

年を取ると体が弱くなるため、転倒時の首の負担を減らすために首輪からハーネスに変更したり、短時間の散歩や平坦な場所での散歩にしたりすることが大切です。また、犬の体調や気分に合わせてペースを調整しましょう。

老犬の問題行動は病気の可能性もある

シニア犬が突然、普段と異なる行動をとる場合、それはただの老化だけでなく、認知症などの病気の兆しであることも考えられます。問題行動が見られたら、まずは動物病院でのチェックをおすすめします。

 

まとめ

犬のしつけトレーニングは、パピーからシニアまで、犬と飼い主の信頼関係を築き、共に快適な生活を送るための不可欠なステップです。年齢や性格に合わせた方法でコミュニケーションを深め、愛犬とのより良い関係を作っていきましょう。

 

福岡東動物病院

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