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手術後のペットケア 愛犬・愛猫の快適な回復をサポートする方法

愛するペットが手術を受けた後、その回復の過程は飼い主さんにとって非常に気になる時期だと思います。
まず最初に知っておいていただきたいのが、手術後のペットのケアが非常に重要であるということです。
そこで今回は、手術後のケアについてどうやってペットの快適な回復を支援すればいいのか、傷口の管理から感情のサポートまでわかりやすくご説明していきます。
飼い主さんにしか出来ないケア方法などもありますので、ぜひご一読していただき、ペットが手術後に快適に暮らせるようサポートしていきましょう。

 

手術後に起こるペットの体の変化

食欲の増減

手術後、ペットの食欲に変化が見られることがよくあります。
麻酔や手術によるストレス、痛みの影響で食欲が減少することが一般的です。
食事の提供は獣医師の指示に従い、消化の良い食材を選ぶとよいでしょう。
また、食欲が戻るまで無理に食べさせるのは避け、水分摂取は十分に促してください。

性格の変化

手術後は、ペットの性格に一時的な変化が現れることもあります。
痛みや不快感、環境への適応などから、普段よりおとなしくなったり、逆にイライラしやすくなったりすることが考えられます。
このような時期は、無理にペットを触ったり、激しい遊びをさせるのは控えることが大切です。
また、愛情深く接してペットが安心できる環境を提供してあげましょう。

 

手術後のケア方法

手術当日

手術が終わったら、ペットはしばらく休息を必要とします。
麻酔から覚めるまでの間、ペットの様子を観察しましょう。暖かく、静かな場所でゆっくり休ませてください。
水分は提供してもよいですが、食事は避けることが推奨されます。
また、ペットが傷口を舐めないように、エリザベスカラーや専用のシャツを利用すると良いでしょう。

手術後1週間

手術後の1週間は、傷口の回復が進む大切な時期です。
ペットの動きを制限し、安静にして過ごさせることが大切です。
適度な散歩は可能ですが、ペットの様子を見ながら慎重に行う必要があります。
また、毎日傷口の様子をチェックし、赤みや腫れ、異常なにおいがないか確認しましょう。
異常が見られる場合は、速やかに動物病院に相談してください。

抜糸後3日間

抜糸が無事に終わったら、ペットも一安心です。
しかし、抜糸後の3日間も傷口のケアは続ける必要があります。
抜糸後は傷口が痒くなることがあるので、ペットが舐めたり掻いたりしないように注意してください。
また、抜糸後も傷口が完全に治るまでは安静にして過ごさせるようにしましょう。

 

手術後に避けるべきこと

激しい運動

手術後は、ペットの体がまだ完全には回復していないため、激しい運動は避けるようにしましょう。
特に、傷口が開いたり、炎症を起こすリスクがあるので注意が必要です。
短い散歩などの軽い運動は大丈夫ですが、ジャンプや走り回るような動きは控えめにしてください。

シャンプー

手術後の傷口は水分やシャンプーの成分に敏感です。
そのため、手術後しばらくの間はシャンプーを避け、清潔を保つためには湿らせたタオルなどで優しく拭き取る方法を選ぶと良いです。
特に、傷口の周辺は濡らさないように注意が必要です。
シャンプーが可能になるまでの期間については、担当の獣医師に相談しましょう。

 

手術後に飼い主さんが気をつけること

ペットをリラックスさせ見守る

まずは、ペットがリラックスできる環境を作ることが必要です。
手術はペットにとって大きなストレスとなるため、手術後は特に安静が必要です。
静かな場所でペットがリラックスできるように、急な音や他の動物、人々との接触を避けるようにしましょう。
特に、麻酔から覚める過程で混乱することが多いので、その期間は特に注意が必要です。
ペットが安心できるおもちゃや毛布を近くに置くことで、安心感を提供できます。

ペットの周りを清潔に保つ

手術した部位が感染するリスクを減らすため、ペットの寝床やトイレはこまめに清掃する必要があります。
また、ペット自体も清潔に保つことが大切ですが、手術部位には特に注意が必要です。
獣医から指示された場合は、手術部位の消毒やケアを忘れずに行いましょう。
清潔な環境はペットの快適さだけでなく、回復速度にも関係します。

傷口の確認・保護

手術後の傷口は感染のリスクがありますので、日々の確認が必要です。
赤みや腫れ、異常な分泌物がないかを見ることで、問題が生じているかを早期に察知することができます。
また、ペットが傷口を舐めないよう、必要であればエリザベスカラーなどで保護しましょう。

食事と薬の管理

手術後は、通常の食事よりも消化しやすい食事を選ぶことがおすすめです。
また、獣医師から指示された薬やサプリメントは、指定された量と時間に正確に与えることが大切です。

 

まとめ

愛犬・愛猫の手術後のケアは、ペットと飼い主さんの信頼関係を深め、健康な回復への道のりを築くための大切な過程です。
この記事で学んだ知識を活用して、飼い主としてできる最善のケアを実践してみてください。

 

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